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餠
ふりがな文庫
“餠”の読み方と例文
新字:
餅
読み方
割合
もち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もち
(逆引き)
兵部卿の宮の若君の五十日になる日を数えていて、その式用の祝いの
餠
(
もち
)
の用意を熱心にして、竹の
籠
(
かご
)
、
檜
(
ひのき
)
の籠などまでも自身で考案した。
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
單
(
たん
)
に
頭
(
あたま
)
から
割
(
わ
)
り
出
(
だ
)
した、
恰
(
あたか
)
も
畫
(
ゑ
)
にかいた
餠
(
もち
)
の
樣
(
やう
)
な
代物
(
しろもの
)
を
持
(
も
)
つて、
義理
(
ぎり
)
にも
室中
(
しつちゆう
)
に
入
(
い
)
らなければならない
自分
(
じぶん
)
の
空虚
(
くうきよ
)
な
事
(
こと
)
を
耻
(
は
)
ぢたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
するとそこに
若
(
わか
)
い二
疋
(
ひき
)
の
栗鼠
(
りす
)
が、
仲
(
なか
)
よく白いお
餠
(
もち
)
をたべておりましたがホモイの来たのを見ると、びっくりして立ちあがって
急
(
いそ
)
いできもののえりを
直
(
なお
)
し
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
餠(もち)の例文をもっと
(8作品)
見る
餠
部首:⾷
17画
“餠”の関連語
餅搗
“餠”を含む語句
尻餠
麥餠
伸餠
鹽煎餠屋
鶯餠
餠類
餠屋商賣
餠屋
鏡餠
蜜餠
蓬餠
罌粟餠
福手餠
畫餠
画餠
燒餠坂
煎餠蒲団
油揚餠
此餠屋
椿餠
“餠”のふりがなが多い著者
紫式部
作者不詳
樋口一葉
夏目漱石
宮沢賢治