“餅搗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もちつき56.5%
もちつ39.1%
もちひつ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうど女房と子供が、実家さと餅搗もちつきの加勢にとるけに、この店をば慾しがっとる奴の処へて委任状と引換えに五十両貰うて来た。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
村では時ならぬ年越しのしたくで、暮れのような餅搗もちつきの音が聞こえて来る。松を立てた家もちらほら見える。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
春なれば草の蓬も搗きこめてのどかなるらし餅搗もちひつきをる
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)