“争擾”の読み方と例文
読み方割合
そうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雑人ぞうにんどもの争擾そうじょうを防ぐために、衛府の侍は申すにおよばず、源平の武士もことごとく河原をいましめと言い渡された。その日は八月八日と定められた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
而して其不和争擾そうじょうしょうに当る者は其時の未亡人即ち今日の内君にして、禍源は一男子の悪徳に由来すること明々白々なれば、いやしくも内を治むる内君にして夫の不行跡を制止すること能わざるは
新女大学 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)