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魂切
ふりがな文庫
“魂切”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たまぎ
84.6%
たまき
7.7%
たまげ
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまぎ
(逆引き)
遂げえぬ悪魔の恋は、必然な、破れかぶれに変ったのである。
殺刀
(
さっとう
)
の
下
(
もと
)
に
魂切
(
たまぎ
)
らすことによって、永い間の
鬱怨
(
うつえん
)
を思い知らせてやろうとする。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
魂切(たまぎ)の例文をもっと
(11作品)
見る
たまき
(逆引き)
片側町
(
かたかはまち
)
なる
坂町
(
さかまち
)
は
軒並
(
のきなみ
)
に
鎖
(
とざ
)
して、
何処
(
いづこ
)
に
隙洩
(
すきも
)
る
火影
(
ひかげ
)
も見えず、旧砲兵営の
外柵
(
がいさく
)
に
生茂
(
おひしげ
)
る
群松
(
むらまつ
)
は
颯々
(
さつさつ
)
の響を
作
(
な
)
して、その
下道
(
したみち
)
の
小暗
(
をぐら
)
き空に
五位鷺
(
ごいさぎ
)
の
魂切
(
たまき
)
る声消えて、夜色愁ふるが如く
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
魂切(たまき)の例文をもっと
(1作品)
見る
たまげ
(逆引き)
と、
魂切
(
たまげ
)
る悲鳴が起った。声の主は権四郎だった。
くろがね天狗
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
魂切(たまげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“魂”で始まる語句
魂
魂消
魂魄
魂胆
魂祭
魂膽
魂呼
魂合
魂塚
魂棚
“魂切”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
林不忘
海野十三
吉川英治
夢野久作
泉鏡花