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魂切
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たまき
ふりがな文庫
“
魂切
(
たまき
)” の例文
片側町
(
かたかはまち
)
なる
坂町
(
さかまち
)
は
軒並
(
のきなみ
)
に
鎖
(
とざ
)
して、
何処
(
いづこ
)
に
隙洩
(
すきも
)
る
火影
(
ひかげ
)
も見えず、旧砲兵営の
外柵
(
がいさく
)
に
生茂
(
おひしげ
)
る
群松
(
むらまつ
)
は
颯々
(
さつさつ
)
の響を
作
(
な
)
して、その
下道
(
したみち
)
の
小暗
(
をぐら
)
き空に
五位鷺
(
ごいさぎ
)
の
魂切
(
たまき
)
る声消えて、夜色愁ふるが如く
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
魂
常用漢字
中学
部首:⿁
14画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“魂”で始まる語句
魂
魂消
魂魄
魂胆
魂祭
魂膽
魂呼
魂合
魂塚
魂棚