“魂棚”の読み方と例文
読み方割合
たまだな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
消(け)さじと圍(かこ)ふ魂棚(たまだな)の可懷(なつか)しき面影(おもかげ)に、はら/\と小雨(こさめ)降添(ふりそ)ふ袖(そで)のあはれも、やがて堪(た)へ難(がた)き日盛(ひざかり)や、人間(にんげん)は汗(あせ)に成(な)り、蒟蒻(こんにやく)は砂(すな)に成(な)り、蠅(はへ)の音(おと)は礫(つぶて)と成(な)る。
五月より (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
魂棚(たまだな)に供えた蓮の葉を聖霊の笠に見立てたのであろう。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
魂棚(たまだな)の奥なつかしや親の顔 去来
俳句の初歩 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)