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『俳句の初歩』
ふりがな文庫
『
俳句の初歩
(
はいくのしょほ
)
』
客あり。草蘆を敲いて俳句を談ず。その標準は誤り、その嗜好は俗に、称揚する所の句と指斥する所の句と多くは彼此顛倒せり。予曰く、子の言ふ所、悉く予の感ずる所と相反す。予を以て見れば子の言甚だ幼稚なり。もし子もまた予を以て俳句を解せざる者となさば …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「ほとゝぎす 第二巻第五号」1899(明治32)年2月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
入
(
し
)
氷
(
こお
)
揚
(
あげ
)
悪
(
あ
)
最
(
もっとも
)
御
(
お
)
子
(
し
)
凧
(
いかのぼり
)
縦
(
よ
)
抛
(
なげう
)
昌琢
(
しょうたく
)
或
(
あ
)
秀和
(
しゅうわ
)
通
(
かよ
)
僅
(
わずか
)
愛
(
め
)
彼此
(
ひし
)
復
(
また
)
覗
(
うかが
)
乃
(
すなわ
)
終
(
つい
)
素人
(
しろうと
)
稀
(
まれ
)
端唄
(
はうた
)
蟠
(
わだかま
)
禍
(
わざわい
)
疵
(
きず
)
瑕瑾
(
かきん
)
爾後
(
じご
)
漸
(
ようや
)
深山
(
みやま
)
艶麗
(
えんれい
)
蒙
(
こうむ
)
蓼太
(
りょうた
)
蚊遣
(
かやり
)
柄杓
(
ひしゃく
)
行燈
(
あんどん
)
諫
(
いさ
)
譬喩
(
ひゆ
)
野坡
(
やば
)
釣瓶
(
つるべ
)
階梯
(
かいてい
)
顛倒
(
てんとう
)
類聚
(
るいじゅう
)
驕
(
おご
)
魂棚
(
たまだな
)
鰯
(
いわし
)
戯
(
たわむ
)
不角
(
ふかく
)
何人
(
なんぴと
)
凝
(
こ
)
凧
(
たこ
)
唇
(
くちびる
)
嗜好
(
しこう
)
固
(
もと
)
夏痩
(
なつやせ
)
嬉敷
(
うれしく
)
寓
(
ぐう
)
弄
(
もてあそ
)
忽
(
たちま
)
悉
(
ことごと
)
惹
(
ひ
)
懺悔
(
ざんげ
)
涸渇
(
こかつ
)
拍
(
う
)
指斥
(
しせき
)
敲
(
たた
)
春水
(
しゅんすい
)
曾良
(
そら
)
月並
(
つきなみ
)
本
(
もと
)
一誦
(
いっしょう
)
梅暦
(
うめごよみ
)
欺
(
あざむ
)
殆
(
ほとん
)
殊
(
こと
)
汲
(
く
)
沓
(
くつ
)