俳句の初歩はいくのしょほ
客あり。草蘆を敲いて俳句を談ず。その標準は誤り、その嗜好は俗に、称揚する所の句と指斥する所の句と多くは彼此顛倒せり。予曰く、子の言ふ所、悉く予の感ずる所と相反す。予を以て見れば子の言甚だ幼稚なり。もし子もまた予を以て俳句を解せざる者となさば …
作品に特徴的な語句
こお あげ もっとも いかのぼり なげう 昌琢しょうたく 秀和しゅうわ かよ わずか 彼此ひし また うかが すなわ つい 素人しろうと まれ 端唄はうた わだかま わざわい きず 瑕瑾かきん 爾後じご ようや 深山みやま 艶麗えんれい こうむ 蓼太りょうた 蚊遣かやり 柄杓ひしゃく 行燈あんどん いさ 譬喩ひゆ 野坡やば 釣瓶つるべ 階梯かいてい 顛倒てんとう 類聚るいじゅう おご 魂棚たまだな いわし たわむ 不角ふかく 何人なんぴと たこ くちびる 嗜好しこう もと 夏痩なつやせ 嬉敷うれしく ぐう もてあそ たちま ことごと 懺悔ざんげ 涸渇こかつ 指斥しせき たた 春水しゅんすい 曾良そら 月並つきなみ もと 一誦いっしょう 梅暦うめごよみ あざむ ほとん こと くつ