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朗々
ふりがな文庫
“朗々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ろうろう
53.8%
のどか
15.4%
らう/\
7.7%
ほがらか
7.7%
ほがらほがら
7.7%
ろう/\
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうろう
(逆引き)
朗々
(
ろうろう
)
たる
詩吟
(
しぎん
)
の声が流れた。ところが、詩吟はそれっきりで、そのあと先生は、ひょいと
畳
(
たたみ
)
に両手をついて四つんばいになった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
朗々(ろうろう)の例文をもっと
(7作品)
見る
のどか
(逆引き)
されど
二月
(
きさらぎ
)
の
空
(
そら
)
はさすがにあをみわたりて、
朗々
(
のどか
)
なる
窓
(
まど
)
のもとに
書読
(
ふみよむ
)
をりしも
遙
(
はるか
)
に
輴哥
(
そりうた
)
の
聞
(
きこゆ
)
るはいかにも春めきてうれし。是は我のみにあらず、雪国の人の
人情
(
にんじやう
)
ぞかし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
朗々(のどか)の例文をもっと
(2作品)
見る
らう/\
(逆引き)
特
(
こと
)
に
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
の
朗々
(
らう/\
)
たる
詩吟
(
しぎん
)
につれて、
何時
(
いつ
)
覺
(
おぼ
)
えたか、
日出雄少年
(
ひでをせうねん
)
の
勇
(
いさ
)
ましき
劍舞
(
けんぶ
)
は
當夜
(
たうや
)
の
華
(
はな
)
で、
私
(
わたくし
)
が
無藝
(
むげい
)
のために、
只更
(
ひたすら
)
頭
(
あたま
)
を
掻
(
か
)
いたのと
共
(
とも
)
に、
大拍手
(
だいはくしゆ
)
大喝釆
(
だいかつさい
)
であつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
朗々(らう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ほがらか
(逆引き)
しばらくすると
朗々
(
ほがらか
)
な
澄
(
す
)
んだ声で流して歩く
馬子唄
(
まごうた
)
が空車の音につれて
漸々
(
ぜんぜん
)
と近づいて来た。僕は噴煙をながめたままで耳を傾けて、この声の近づくのを待つともなしに待っていた。
忘れえぬ人々
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
朗々(ほがらか)の例文をもっと
(1作品)
見る
ほがらほがら
(逆引き)
静子の生涯に忘るべからざる盆の十四日の日は、
朗々
(
ほがらほがら
)
と明けた。風なく、雲なく、
麗
(
うらら
)
かな静かな日で、一年中の
愉楽
(
たのしみ
)
を盆の三日に尽す村人の
喜悦
(
よろこび
)
は此上もなかつた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
朗々(ほがらほがら)の例文をもっと
(1作品)
見る
ろう/\
(逆引き)
其頃
(
そのころ
)
大佐
(
たいさ
)
は
年輩
(
としごろ
)
三十二三、
威風
(
ゐふう
)
凛々
(
りん/\
)
たる
快男子
(
くわいだんし
)
で、
其
(
その
)
眼光
(
がんくわう
)
の
烱々
(
けい/\
)
たると、
其
(
その
)
音聲
(
おんせい
)
の
朗々
(
ろう/\
)
たるとは、
如何
(
いか
)
にも
有爲
(
いうゐ
)
の
氣象
(
きしやう
)
と
果斷
(
くわだん
)
の
性質
(
せいしつ
)
に
富
(
と
)
んで
居
(
を
)
るかを
想
(
おも
)
はしめた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
朗々(ろう/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
朗
常用漢字
小6
部首:⽉
10画
々
3画
“朗々”で始まる語句
朗々朗
“朗々”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
佐藤紅緑
山東京山
押川春浪
下村湖人
徳冨蘆花
林不忘
国木田独歩
谷崎潤一郎
石川啄木