“當夜”のいろいろな読み方と例文
新字:当夜
読み方割合
たうや50.0%
このよ25.0%
そのよ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
既(すで)に、大地震(おほぢしん)の當夜(たうや)から、野宿(のじゆく)の夢(ゆめ)のまださめぬ、四日(よつか)の早朝(さうてう)、眞黒(まつくろ)な顏(かほ)をして見舞(みまひ)に來(き)た。
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
既(すで)に夜(よる)深(ふか)く、加(くわ)ふるに當夜(このよ)は浪(なみ)穩(おだやか)にして、船(ふね)に些(いさゝか)の動搖(ゆるぎ)もなければ、船客(せんきやく)の多數(おほかた)は既(すで)に安(やす)き夢(ゆめ)に入(い)つたのであらう、たゞ蒸滊機關(じようききくわん)の響(ひゞき)のかまびすしきと
其(その)さま/″\の奇觀(きくわん)をも足(た)る程(ほど)眺(なが)めたれば、之(これ)より我(わ)が懷(なつ)かしき日本(ふるさと)へ歸(かへ)らんと、當夜(そのよ)十一時(じ)半(はん)拔錨(ばつべう)の弦月丸(げんげつまる)とて、東洋(とうよう)行(ゆき)の滊船(きせん)に乘組(のりく)まんがため、國(くに)の名港(めいかう)ネープルスまで來(き)たのは