“大拍手”の読み方と例文
読み方割合
だいはくしゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特(こと)に櫻木海軍大佐(さくらぎかいぐんたいさ)の朗々(らう/\)たる詩吟(しぎん)につれて、何時(いつ)覺(おぼ)えたか、日出雄少年(ひでをせうねん)の勇(いさ)ましき劍舞(けんぶ)は當夜(たうや)の華(はな)で、私(わたくし)が無藝(むげい)のために、只更(ひたすら)頭(あたま)を掻(か)いたのと共(とも)に、大拍手(だいはくしゆ)大喝釆(だいかつさい)であつた。
予(よ)はいよ/\嬉(うれ)しくて堪(たま)らず、川面(かわづら)は水も見えぬまで、端艇(ボート)其他(そのた)の船(ふね)並(なら)びて其(そ)が漕開(こぎひら)き、漕(こ)ぎ廻(まは)る有様(ありさま)、屏風(びやうぶ)の絵(ゑ)に見たる屋島(やしま)壇(だん)の浦(うら)の合戦(かつせん)にも似(に)て勇ましゝ、大尉(たいゐ)が大拍手(だいはくしゆ)大喝采(だいかつさい)の間(あひだ)に
隅田の春 (新字旧仮名) / 饗庭篁村(著)
琵琶(びは)の調(しら)べが終(をは)ると、虎髯大尉(こぜんたいゐ)は忽(たちま)ち大拍手(だいはくしゆ)をした。