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烱々
ふりがな文庫
“烱々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けいけい
91.3%
けい/\
8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいけい
(逆引き)
併し藤房をして中興政治の禍根を指摘させて居る所など、『太平記』著者の史眼は
烱々
(
けいけい
)
として、其の論旨は
肯綮
(
こうけい
)
に当って居ると思う。
四条畷の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
その者はたしかに興奮のために、夢中になっているに相違なかった。その目は
烱々
(
けいけい
)
と輝き、その顔は、緊張のために引きつけていた。
空家の冒険
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
烱々(けいけい)の例文をもっと
(42作品)
見る
けい/\
(逆引き)
其頃
(
そのころ
)
大佐
(
たいさ
)
は
年輩
(
としごろ
)
三十二三、
威風
(
ゐふう
)
凛々
(
りん/\
)
たる
快男子
(
くわいだんし
)
で、
其
(
その
)
眼光
(
がんくわう
)
の
烱々
(
けい/\
)
たると、
其
(
その
)
音聲
(
おんせい
)
の
朗々
(
ろう/\
)
たるとは、
如何
(
いか
)
にも
有爲
(
いうゐ
)
の
氣象
(
きしやう
)
と
果斷
(
くわだん
)
の
性質
(
せいしつ
)
に
富
(
と
)
んで
居
(
を
)
るかを
想
(
おも
)
はしめた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
正面からお町の顔を見て
居
(
お
)
る其の
物凄
(
ものすご
)
さ、両眼
烱々
(
けい/\
)
として身を射らるゝの思い、
普通
(
なみ
)
の婦人なら飛掛って突くのでございましょうが、
流石
(
さすが
)
文治の女房、胆力も
据
(
すわ
)
って居りますから
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
烱々(けい/\)の例文をもっと
(4作品)
見る
烱
漢検1級
部首:⽕
11画
々
3画
“烱”で始まる語句
烱眼
烱
烱然
烱光
烱眼家
烱眼洞察
“烱々”のふりがなが多い著者
佐々木味津三
アーサー・コナン・ドイル
高見順
押川春浪
吉行エイスケ
清水紫琴
吉川英治
新渡戸稲造
小栗虫太郎
谷崎潤一郎