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肯綮
ふりがな文庫
“肯綮”の読み方と例文
読み方
割合
こうけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうけい
(逆引き)
併し藤房をして中興政治の禍根を指摘させて居る所など、『太平記』著者の史眼は
烱々
(
けいけい
)
として、其の論旨は
肯綮
(
こうけい
)
に当って居ると思う。
四条畷の戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
しかしすることはいつも
肯綮
(
こうけい
)
にあたっていて、間然すべきところがない。弥一右衛門は意地ばかりで奉公して行くようになっている。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
あなたの一般的批評は
其
(
その
)
観察の深く
且
(
かつ
)
大にして
肯綮
(
こうけい
)
に当つて居る事を示して居り、
併
(
あは
)
せてあなたの天才を引立たせて居ります。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
肯綮(こうけい)の例文をもっと
(22作品)
見る
肯
常用漢字
中学
部首:⾁
8画
綮
漢検1級
部首:⽷
14画
“肯”で始まる語句
肯
肯定
肯入
肯分
肯首
肯諾
肯定者
“肯綮”のふりがなが多い著者
原勝郎
内村鑑三
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