“烱”の読み方と例文
読み方割合
けい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
伊那丸は与えられた床几しょうぎによって、秀吉ひでよしのくるのを待っていた。右には忍剣にんけん、左には龍太郎りゅうたろうけいとした眼をひからせている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
霜より白いひげがあらわれる。心なしか去年あたりより幾ぶん肉のげたかに見える眼もとではあるが、けいとしたはむしろそれゆえに多くを加えている。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)