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烱々
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けい/\
ふりがな文庫
“
烱々
(
けい/\
)” の例文
其頃
(
そのころ
)
大佐
(
たいさ
)
は
年輩
(
としごろ
)
三十二三、
威風
(
ゐふう
)
凛々
(
りん/\
)
たる
快男子
(
くわいだんし
)
で、
其
(
その
)
眼光
(
がんくわう
)
の
烱々
(
けい/\
)
たると、
其
(
その
)
音聲
(
おんせい
)
の
朗々
(
ろう/\
)
たるとは、
如何
(
いか
)
にも
有爲
(
いうゐ
)
の
氣象
(
きしやう
)
と
果斷
(
くわだん
)
の
性質
(
せいしつ
)
に
富
(
と
)
んで
居
(
を
)
るかを
想
(
おも
)
はしめた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
正面からお町の顔を見て
居
(
お
)
る其の
物凄
(
ものすご
)
さ、両眼
烱々
(
けい/\
)
として身を射らるゝの思い、
普通
(
なみ
)
の婦人なら飛掛って突くのでございましょうが、
流石
(
さすが
)
文治の女房、胆力も
据
(
すわ
)
って居りますから
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
就中
(
なかんずく
)
丸く大きく見開かれ、前方を
睨
(
にら
)
んでいる
瞳
(
ひとみ
)
は、兜の
眉庇
(
まゆびさし
)
とすれ/\になっているために一層
険
(
けわ
)
しく
烱々
(
けい/\
)
と輝やき、鼻の上方、両眼の迫る間に、もう一つ小さな鼻があるかのように肉が隆起して
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
〔評〕南洲
守庭吏
(
しゆていり
)
と爲る。島津
齊彬
(
なりあきら
)
公其の
眼光
(
がんくわう
)
烱々
(
けい/\
)
として人を
射
(
い
)
るを見て
凡
(
ぼん
)
人に非ずと
以爲
(
おも
)
ひ、
拔擢
(
ばつてき
)
して之を用ふ。公
嘗
(
かつ
)
て書を
作
(
つく
)
り、南洲に命じて之を
水戸
(
みと
)
の
烈
(
れつ
)
公に致さしめ、初めより
封緘
(
ふうかん
)
を加へず。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
烱
漢検1級
部首:⽕
11画
々
3画
“烱”で始まる語句
烱眼
烱
烱然
烱光
烱眼家
烱眼洞察