“眉庇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まびさし77.8%
ひさし11.1%
まゆびさし11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言葉の終った刹那、陳宮の手に引きしぼられていた弓がぷんと弦鳴つるなりを放ち、矢は曹操のかぶと眉庇まびさしにあたってはね折れた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大きな眉庇ひさしの附いた黒褐色毛皮製の鳥打帽、黒の編上靴——全体として少し猫背の感じスウイトウ・ストウブー
双面獣 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
就中なかんずく丸く大きく見開かれ、前方をにらんでいるひとみは、兜の眉庇まゆびさしとすれ/\になっているために一層けわしく烱々けい/\と輝やき、鼻の上方、両眼の迫る間に、もう一つ小さな鼻があるかのように肉が隆起して