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輛
ふりがな文庫
“輛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りょう
72.7%
りやう
9.1%
りよう
9.1%
くるま
6.1%
だい
3.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょう
(逆引き)
また幼い子どもらや、その乳母などは、車一
輛
(
りょう
)
に、七、八人ずつ乗せ、それを幾輛もつらねて、京都の町々を引き廻しにして
曝
(
さら
)
した。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
輛(りょう)の例文をもっと
(24作品)
見る
りやう
(逆引き)
特
(
とく
)
に
國府津
(
こふづ
)
止
(
どまり
)
の
箱
(
はこ
)
が三四
輛
(
りやう
)
連結
(
れんけつ
)
してあるので
紅帽
(
あかばう
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
幸
(
さいはひ
)
にそれに
乘
(
の
)
り
込
(
こ
)
むと
果
(
はた
)
して
同乘者
(
どうじようしや
)
は
老人夫婦
(
らうじんふうふ
)
きりで
頗
(
すこぶ
)
る
空
(
すい
)
て
居
(
ゐ
)
た、
待
(
ま
)
ち
疲
(
くたび
)
れたのと
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
輛(りやう)の例文をもっと
(3作品)
見る
りよう
(逆引き)
春
(
はる
)
は
櫻
(
さくら
)
の
賑
(
にぎわ
)
ひよりかけて、なき
玉菊
(
たまぎく
)
が
燈籠
(
とうろう
)
の
頃
(
ころ
)
、つゞいて
秋
(
あき
)
の
新仁和賀
(
しんにわが
)
には十
分
(
ぷん
)
間
(
かん
)
に
車
(
くるま
)
の
飛
(
と
)
ぶ
事
(
こと
)
此通
(
このとほ
)
りのみにて七十五
輛
(
りよう
)
と
數
(
かぞ
)
へしも、二の
替
(
かわ
)
りさへいつしか
過
(
す
)
ぎて
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
輛(りよう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
くるま
(逆引き)
ガタリ、ガタリと重い
輛
(
くるま
)
の音が
石高路
(
いしだかみち
)
に鳴つて、今しも停車場通ひの空荷馬車が一臺、北の方から此村に入つた。荷馬車の上には、スッポリと赤毛布を被つた
馬子
(
まご
)
が
胡坐
(
あぐら
)
をかいてゐる。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
輛(くるま)の例文をもっと
(2作品)
見る
だい
(逆引き)
と一言掛けて、
発奮
(
はず
)
むばかりに身を
飜
(
ひるがえ
)
すと、そこへ、ズンと来た電車が一
輛
(
だい
)
。
目前
(
めさき
)
へカラカラと
打
(
ぶ
)
つかりそうなのに、あとじさりに
圧
(
お
)
され、圧され、
煽
(
あお
)
られ気味に
蹌踉々々
(
よろよろ
)
となった途端である。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
輛(だい)の例文をもっと
(1作品)
見る
輛
漢検1級
部首:⾞
15画
“輛”を含む語句
車輛
一輛
幾輛
二輛
余輛
車輛部
“輛”のふりがなが多い著者
火野葦平
黒岩涙香
徳冨蘆花
樋口一葉
吉川英治
国木田独歩
蘭郁二郎
蒲原有明
神西清
石川啄木