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今樣
ふりがな文庫
“今樣”の読み方と例文
新字:
今様
読み方
割合
いまやう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いまやう
(逆引き)
中
(
なか
)
がらすの
障子
(
しようじ
)
のうちには
今樣
(
いまやう
)
の
按察
(
あぜち
)
の
後室
(
こうしつ
)
が
珠數
(
じゆず
)
をつまぐつて、
冠
(
かぶ
)
つ
切
(
き
)
りの
若紫
(
わかむらさき
)
も
立出
(
たちいづ
)
るやと
思
(
おも
)
はるゝ、その一ツ
搆
(
かま
)
へが
大黒屋
(
だいこくや
)
の
寮
(
りよう
)
なり。
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
金
(
きん
)
の
幣
(
へい
)
が雲に乘つて下りて來る繪や、また
今樣
(
いまやう
)
の
無恰好
(
ぶかつかう
)
な軍帽を
被
(
かぶ
)
つた兵隊が、軍旗を立てゝ煙の中を
這
(
は
)
ひ出してゐる繪や、本式に白馬を一頭だけ
畫
(
ゑが
)
いたのや
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
古風の湯宿と
今樣
(
いまやう
)
の旅館とが入り交つてゐる
温泉
(
ゆ
)
の
香
(
か
)
の高い小さな村であるが、何となく人をゆつたりと
沈着
(
おちつ
)
かせてしまふやうなところが、實際山奧の湯村の氣分でもあらう。
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
今樣(いまやう)の例文をもっと
(7作品)
見る
今
常用漢字
小2
部首:⼈
4画
樣
部首:⽊
15画
“今”で始まる語句
今日
今
今朝
今度
今宵
今夜
今年
今更
今生
今時
“今樣”のふりがなが多い著者
田辺竜子
上司小剣
岩野泡鳴
樋口一葉
幸田露伴
上田敏