りよう)” の例文
父はしきりにその三稜鏡をいぢつてゐたが、特別に為掛しかけも無く、からくりも見つからない。しかしそれで太陽をすかして見ると、なるほど七りようの光があらはれる。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
くれなゐのりようはかま腰結こしゆひのあたりに歌は書かむと思へ
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)