“透綾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すきや91.3%
すきあや4.3%
スキヤ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日自家の祭酒に酔うた仁左衛門さんが、明日は隣字の芝居で、透綾すきやの羽織でも引被ひっかけ、寸志の紙包かみづつみを懐中して、芝居へ出かける。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
叔父の庄兵衛から借りた五ツ紋に透綾すきあやの袴。服装だけはどうにか踏めるが、頭は駕籠屋。前分髷まえわけまげが埃で白くなっている。
取出し著たる昔の透綾スキヤかな
松本たかし句集 (新字旧仮名) / 松本たかし(著)