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紙包
ふりがな文庫
“紙包”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かみづつみ
30.8%
かみづつ
23.1%
かみづゝみ
15.4%
かみづゝ
7.7%
かみゞつみ
7.7%
しづつみ
7.7%
つつみ
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみづつみ
(逆引き)
今日自家の祭酒に酔うた仁左衛門さんが、明日は隣字の芝居で、
透綾
(
すきや
)
の羽織でも
引被
(
ひっか
)
け、寸志の
紙包
(
かみづつみ
)
を懐中して、芝居へ出かける。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
紙包(かみづつみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
かみづつ
(逆引き)
佐賀錦
(
さがにしき
)
の
紙入
(
かみいれ
)
から、
其
(
そ
)
の、ざく/\と
銅貨
(
どうくわ
)
まじりを
扱
(
あつか
)
つた、
岡田夫人
(
をかだふじん
)
八千代
(
やちよ
)
さんの
紙包
(
かみづつ
)
みの、こなしのきれいさを
今
(
いま
)
でも
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
る。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
紙包(かみづつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かみづゝみ
(逆引き)
やまと
煮
(
に
)
と
書
(
か
)
いた
牛肉
(
ぎうにく
)
の
鑵詰
(
くわんづめ
)
が三
本
(
ぼん
)
と
菓子
(
くわし
)
でもあるかと
思
(
おも
)
ふ
小
(
ちひ
)
さな
紙包
(
かみづゝみ
)
の
堅
(
かた
)
めた
食鹽
(
しよくえん
)
の四つ五つとが
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
紙包(かみづゝみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
かみづゝ
(逆引き)
與吉
(
よきち
)
は
紙包
(
かみづゝ
)
みの
小豆飯
(
あづきめし
)
を
盡
(
つく
)
して
暫
(
しば
)
らく
庭
(
には
)
の
騷
(
さわ
)
ぎを
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
たが
寮
(
れう
)
の
内
(
うち
)
に
㷀然
(
ぽつさり
)
として
居
(
ゐ
)
る
卯平
(
うへい
)
を
見出
(
みいだ
)
して
圍爐裏
(
ゐろり
)
に
近
(
ちか
)
く
迫
(
せま
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
紙包(かみづゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
かみゞつみ
(逆引き)
代助は
顔
(
かほ
)
をしかめて
店
(
みせ
)
を
出
(
で
)
た。
紙包
(
かみゞつみ
)
を
腋
(
わき
)
の
下
(
した
)
に
抱
(
かゝ
)
へた儘、銀座の
外
(
はづ
)
れ迄
遣
(
や
)
つて
来
(
き
)
て、
其所
(
そこ
)
から
大根河岸
(
だいこんがし
)
を
回
(
まは
)
つて、
鍛冶橋
(
かじばし
)
を丸の
内
(
うち
)
へ
志
(
こゝろざ
)
した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
紙包(かみゞつみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しづつみ
(逆引き)
犯人は前から計画していたものらしく、
人気
(
ひとけ
)
のない早朝を選び、
飾窓
(
ショー・ウィンドー
)
に近づくと、イキナリ小脇に
抱
(
かか
)
えていたハトロン
紙包
(
しづつみ
)
の
煉瓦
(
れんが
)
をふりあげ、
飾窓
(
ショー・ウィンドー
)
目がけて投げつけた。
疑問の金塊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
紙包(しづつみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
つつみ
(逆引き)
電車の中でも
紙包
(
つつみ
)
を
披
(
ひら
)
いて見た、オリーブ表紙のサイモンヅの「
伊太利
(
イタリー
)
紀行」の三冊は、十幾年来憧れていて、それも此の春漸く手に入ったものであった。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
紙包(つつみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
紙袋
紙捻
検索の候補
包紙
薬包紙
油紙包
渋紙包
金紙包
“紙包”のふりがなが多い著者
近松秋江
徳冨蘆花
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泉鏡太郎
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海野十三
泉鏡花
田中貢太郎