“紙包”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かみづつみ36.4%
かみづつ18.2%
かみづゝ9.1%
かみづゝみ9.1%
かみゞつみ9.1%
しづつみ9.1%
つつみ9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“紙包”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.1%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
今日自家の祭酒に酔うた仁左衛門さんが、明日は隣字の芝居で、透綾すきやの羽織でも引被ひっかけ、寸志の紙包かみづつみを懐中して、芝居へ出かける。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
俺は右手に提げた黄色い、四角い紙包かみづつみを船長の鼻の先にブラ下げてキリキリと回転さした。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
と、薬売くすりうりはいって、黄色きいろふくろなかから、ちいさな紙包かみづつみになった丸薬がんやくして、太郎たろうあたえたのであります。
薬売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
佐賀錦さがにしき紙入かみいれから、の、ざく/\と銅貨どうくわまじりをあつかつた、岡田夫人をかだふじん八千代やちよさんの紙包かみづつみの、こなしのきれいさをいまでもおぼえてる。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
與吉よきち紙包かみづゝみの小豆飯あづきめしつくしてしばらくにはさわぎをたがれううち㷀然ぽつさりとして卯平うへい見出みいだして圍爐裏ゐろりちかせまつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
下駄げたとほくへばされたり、ころがつたり、紙包かみづゝみもちおとしたりしてこゑあひまじつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「はてな、ふとこれえたはずだつけが」とかね博勞ばくらうふところから周圍あたりさがしてそばちたちひさな紙包かみづゝみにして
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
紙包かみゞつみわきしたかゝへた儘、銀座のはづれ迄つてて、其所そこから大根河岸だいこんがしまはつて、鍛冶橋かじばしを丸のうちこゝろざした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
犯人は前から計画していたものらしく、人気ひとけのない早朝を選び、飾窓ショー・ウィンドーに近づくと、イキナリ小脇にかかえていたハトロン紙包しづつみ煉瓦れんがをふりあげ、飾窓ショー・ウィンドー目がけて投げつけた。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
此の夏それを丸善から買って抱えて帰る時には、電車の中でも紙包つつみひらいて見た、オリーブ表紙のサイモンヅの「伊太利イタリー紀行」の三冊は、十幾年来憧れていて、それも此の春漸く手に入ったものであった。
別れたる妻に送る手紙 (新字新仮名) / 近松秋江(著)