“包紙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つつみがみ50.0%
つゝみがみ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少くともそういう風な気持にはなれたのであるが、表現しようとなると、話がまた別になる。散々苦心をして結局出来上ったものは、雪菓子の包紙つつみがみのようなものであった。気韻どころの騒ぎではない。
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
中からは包紙つつみがみが出て来た。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
をんなは家に帰つて、いそいそ箱をけてみると、なかから転がり出したのは、薬では無くつて金貨かねであつた。包紙つゝみがみには詩人の
包紙つゝみがみ幾度いくたびふところれしたとえていたれてよごれてる。祝詞のつときはめて短文たんぶんであつた。神官しんくわんはそれをきはめて悠長いうちやうこゑげてんだがそれでもいくらも時間じかんらなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)