“包括”の読み方と例文
読み方割合
ほうかつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは無数の物質的欲求や職能的分化を包括ほうかつしながら、しかもそれらを超えたものであり、公民としての人間の生活共同体とみられるべきものである。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
さらにそれへ、信長の遺子ひとりを守り加えるならば、以て外は光秀を圧し、内は旧織田軍を包括ほうかつして、自然、次代の中心勢力を持つにいたるであろう。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また、雄大不可能な大計画、あらゆるものを音楽で摘出し種々の世界を包括ほうかつせんとする、四部作テトラロジー十部作デカロジー