“包囲”のいろいろな読み方と例文
旧字:包圍
読み方割合
ほうい87.5%
かこ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士と警官二人は広いホールに逃げて、ホールに入ってくる透明人間を包囲ほういするようにがまえ、火かき棒を前に突きだして敵を待った。
ガラスの箱のまん中に、その気味のわるい塊があり、その塊を左右からはさむようにして、大きな銀の盤のようなものが直立して、この塊を包囲ほういしていた。
超人間X号 (新字新仮名) / 海野十三(著)
街路の上から群衆の姿が少くなると、騎馬隊へ向けて発砲した家の周囲が、工部局巡捕によって包囲かこまれた。機関銃が据えられた。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)