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包囲
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ほうい
ふりがな文庫
“
包囲
(
ほうい
)” の例文
旧字:
包圍
博士と警官二人は広いホールに逃げて、ホールに入ってくる透明人間を
包囲
(
ほうい
)
するように
身
(
み
)
がまえ、火かき棒を前に突きだして敵を待った。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
ガラスの箱のまん中に、その気味のわるい塊があり、その塊を左右からはさむようにして、大きな銀の盤のようなものが直立して、この塊を
包囲
(
ほうい
)
していた。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
北方軍を某地において
衝
(
つ
)
かなかったか、なにゆえに彼は某所の
包囲
(
ほうい
)
の時に、かくかくの作戦をしなかったかと、
岡目八目
(
おかめはちもく
)
や、あとから出る
下司知恵
(
げすちえ
)
を振りまわして
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
ある建具は
破
(
やぶ
)
れた此の野中の一つ家と云った様な小さな
草葺
(
くさぶき
)
を目がけて日暮れ
方
(
がた
)
から
鉄桶
(
てっとう
)
の如く
包囲
(
ほうい
)
しつゝずうと
押寄
(
おしよ
)
せて来る武蔵野の
寒
(
さむさ
)
を
骨身
(
ほねみ
)
にしみて
味
(
あじ
)
わった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「首領、たいへんです。たいへんです。警官がおおぜい押し寄せてきました。誰か
内通
(
ないつう
)
したやつがあるんです。抜け道という抜け道は、全部
包囲
(
ほうい
)
されておりますぞ」
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
「手配中の犯人は議事堂の
塔上
(
とうじょう
)
にのぼっている。
包囲
(
ほうい
)
して、取りおさえよ」
金属人間
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
幹部だけが、スクリーンを
包囲
(
ほうい
)
して、椅子に席をとった。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“包囲”の解説
包囲(ほうい、en: envelopment、surrounding)とは敵の脆弱な側面や背後に対して戦力を機動させようとする攻撃の形態の一つである。
(出典:Wikipedia)
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
囲
常用漢字
小5
部首:⼞
7画
“包囲”で始まる語句
包囲陣
包囲環
包囲形
包囲長攻