“骨身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほねみ93.3%
ホネミ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみ引拔ひきぬかれますやうに……骨身ほねみこたへるやうなんです……むしにはまないとぞんじながら……眞個ほんと因果いんぐわなんですわねえ。
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
女は身悶みもだえして、からみついている蛇の口から逃れようとするが、いよいよそれは、しっかりと巻き締めて、骨身ほねみに食い入るようです。
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
○私しらの妻ハ日〻申聞候ニハ、龍馬ハ国家の為骨身ホネミをくだき申べし、しかれバ此龍馬およくいたわりてくれるが国家の為ニて、けして天下の国家のと云ことハいらぬことと申聞在之候。