トップ
>
鉄桶
ふりがな文庫
“鉄桶”の読み方と例文
旧字:
鐵桶
読み方
割合
てっとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てっとう
(逆引き)
夷陵の城は
桶
(
おけ
)
の如く敵勢に囲まれている。誰かその
鉄桶
(
てっとう
)
の中へ入って、城中の甘寧と聯絡をとる勇士はないか——と周瑜がいうと
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
翌る六月一日、八丁堀組屋敷は早暁から門外を堅め、与力同心組子の数を尽して、真に
鉄桶
(
てっとう
)
の人垣を作りました。
銭形平次捕物控:227 怪盗系図
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
ある建具は
破
(
やぶ
)
れた此の野中の一つ家と云った様な小さな
草葺
(
くさぶき
)
を目がけて日暮れ
方
(
がた
)
から
鉄桶
(
てっとう
)
の如く
包囲
(
ほうい
)
しつゝずうと
押寄
(
おしよ
)
せて来る武蔵野の
寒
(
さむさ
)
を
骨身
(
ほねみ
)
にしみて
味
(
あじ
)
わった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
鉄桶(てっとう)の例文をもっと
(17作品)
見る
“鉄桶”の意味
《名詞》
鉄製の桶。
非常に堅固なこと。
(出典:Wiktionary)
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“鉄”で始まる語句
鉄
鉄瓶
鉄漿
鉄槌
鉄砲
鉄棒
鉄扉
鉄格子
鉄鎚
鉄柵
“鉄桶”のふりがなが多い著者
吉川英治
徳冨蘆花
野村胡堂