包紙つつみがみ)” の例文
少くともそういう風な気持にはなれたのであるが、表現しようとなると、話がまた別になる。散々苦心をして結局出来上ったものは、雪菓子の包紙つつみがみのようなものであった。気韻どころの騒ぎではない。
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
中からは包紙つつみがみが出て来た。
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)