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㷀然
ふりがな文庫
“㷀然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けいぜん
66.7%
ぽつさり
16.7%
ぽさり
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいぜん
(逆引き)
……そのあとへ、
人魂
(
ひとだま
)
が一つ離れたように、提灯の松の下、小按摩の妄念は、列の中へ加わらずに孤影
㷀然
(
けいぜん
)
として残っている。……
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
㷀然(けいぜん)の例文をもっと
(4作品)
見る
ぽつさり
(逆引き)
與吉
(
よきち
)
は
紙包
(
かみづゝ
)
みの
小豆飯
(
あづきめし
)
を
盡
(
つく
)
して
暫
(
しば
)
らく
庭
(
には
)
の
騷
(
さわ
)
ぎを
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
たが
寮
(
れう
)
の
内
(
うち
)
に
㷀然
(
ぽつさり
)
として
居
(
ゐ
)
る
卯平
(
うへい
)
を
見出
(
みいだ
)
して
圍爐裏
(
ゐろり
)
に
近
(
ちか
)
く
迫
(
せま
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
㷀然(ぽつさり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぽさり
(逆引き)
卯平
(
うへい
)
は
獨
(
ひとり
)
で
㷀然
(
ぽさり
)
と
残
(
のこ
)
された。
丈夫
(
ぢやうぶ
)
な
建物
(
たてもの
)
に
箒
(
はうき
)
を
入
(
い
)
れて
清潔
(
せいけつ
)
に
住
(
す
)
んで
來
(
き
)
た
彼
(
かれ
)
は
天井
(
てんじやう
)
もない
屋根裏
(
やねうら
)
から
煤
(
すゝ
)
が
垂
(
た
)
れてさうして
雨戸
(
あまど
)
を
開
(
あ
)
けてない
薄闇
(
うすくら
)
い
家
(
いへ
)
の
内
(
うち
)
に
凝然
(
ぢつ
)
としては
妙
(
めう
)
に
心
(
こゝろ
)
が
滅入
(
めい
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
㷀然(ぽさり)の例文をもっと
(1作品)
見る
㷀
部首:⽕
11画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“㷀”で始まる語句
㷀々
“㷀然”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
長塚節
夏目漱石
泉鏡花