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紙包
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かみづつ
ふりがな文庫
“
紙包
(
かみづつ
)” の例文
佐賀錦
(
さがにしき
)
の
紙入
(
かみいれ
)
から、
其
(
そ
)
の、ざく/\と
銅貨
(
どうくわ
)
まじりを
扱
(
あつか
)
つた、
岡田夫人
(
をかだふじん
)
八千代
(
やちよ
)
さんの
紙包
(
かみづつ
)
みの、こなしのきれいさを
今
(
いま
)
でも
覺
(
おぼ
)
えて
居
(
ゐ
)
る。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
といって、
小
(
ちい
)
さな
紙包
(
かみづつ
)
みの
中
(
なか
)
から、
赤
(
あか
)
い
魚
(
うお
)
の
目
(
め
)
のように、
美
(
うつく
)
しく
光
(
ひか
)
る
石
(
いし
)
のはいった
指輪
(
ゆびわ
)
を
出
(
だ
)
してみせました。
トム吉と宝石
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、
薬売
(
くすりう
)
りはいって、
黄色
(
きいろ
)
な
袋
(
ふくろ
)
の
中
(
なか
)
から、
小
(
ちい
)
さな
紙包
(
かみづつ
)
みになった
丸薬
(
がんやく
)
を
出
(
だ
)
して、
太郎
(
たろう
)
に
与
(
あた
)
えたのであります。
薬売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
包
常用漢字
小4
部首:⼓
5画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
紙袋
紙捻