“薬売”のいろいろな読み方と例文
旧字:藥賣
読み方割合
くすりう73.7%
くすりうり26.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっそくうちけてかえって、いつか薬売くすりうりからもらいました丸薬がんやくってきて、それをにかかっているわしにのませてやりました。
薬売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
越中ゑつちゆう富山とやま薬売くすりう
どんたく:絵入り小唄集 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
つねつてもたしか活返いきかへつたのぢやが、それにしても富山とやま薬売くすりうりうしたらう、様子やうすではとうになつて泥沼どろぬまに。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
だから幹子さんをいまに薬売くすりうりにするんだわ。ほら、よく薬売があんな大きな蝙蝠傘をさして来るでしょう。
大きな蝙蝠傘 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)