トップ
>
薬売
>
くすりう
ふりがな文庫
“
薬売
(
くすりう
)” の例文
旧字:
藥賣
さっそく
家
(
うち
)
に
駆
(
か
)
けて
帰
(
かえ
)
って、いつか
薬売
(
くすりう
)
りからもらいました
丸薬
(
がんやく
)
を
持
(
も
)
ってきて、それを
死
(
し
)
にかかっているわしにのませてやりました。
薬売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
越中
(
ゑつちゆう
)
富山
(
とやま
)
の
薬売
(
くすりう
)
り
どんたく:絵入り小唄集
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
子供
(
こども
)
らは、
人
(
ひと
)
さらいがきたといって、この
薬売
(
くすりう
)
りがくると
怖
(
おそ
)
ろしがって
逃
(
に
)
げ
隠
(
かく
)
れたりして、だれもそばには
寄
(
よ
)
りつきませんでした。
薬売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
荷物
(
にもつ
)
を
背中
(
せなか
)
に
負
(
お
)
って、
薬売
(
くすりう
)
りの
少年
(
しょうねん
)
は、
今日
(
きょう
)
も
知
(
し
)
らぬ
他国
(
たこく
)
の
道
(
みち
)
を
歩
(
ある
)
いていました。
北
(
きた
)
の
町
(
まち
)
から
出
(
で
)
た
行商群
(
ぎょうしょうぐん
)
の
一人
(
ひとり
)
であったのです。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
この
小父
(
おじ
)
さんは、だれにもしんせつでありました。また、どんな
子供
(
こども
)
をもかわいがりました。だから、
子供
(
こども
)
も、この
薬売
(
くすりう
)
りの
顔
(
かお
)
を
見
(
み
)
ると
二番めの娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
めったに、
薬売
(
くすりう
)
りの
小父
(
おじ
)
さんの
持
(
も
)
ってきた、
薬
(
くすり
)
を
飲
(
の
)
むようなことはなかったけれど、
小父
(
おじ
)
さんは、こちらにくればきっと
立
(
た
)
ち
寄
(
よ
)
りました。
二番めの娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
太郎
(
たろう
)
は、いまさら、
薬売
(
くすりう
)
りのくれた
霊薬
(
れいやく
)
のききめに
驚
(
おどろ
)
きました。いったいあの
薬売
(
くすりう
)
りは、どこからきて、どこへ
去
(
さ
)
ったのだろう。
薬売り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
薬売
(
くすりう
)
りの
小父
(
おじ
)
さんは、その
宵
(
よい
)
、
港
(
みなと
)
から
出
(
で
)
る
汽船
(
きせん
)
に
乗
(
の
)
って、
娘
(
むすめ
)
をつれて、
遠
(
とお
)
い、
遠
(
とお
)
い、
西
(
にし
)
の
海
(
うみ
)
を
指
(
さ
)
して
走
(
はし
)
っていったのであります。
二番めの娘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
薬売
(
くすりう
)
りの
少年
(
しょうねん
)
は、
荷
(
に
)
を
下
(
お
)
ろして、
薬
(
くすり
)
を
出
(
だ
)
す
間
(
ま
)
にも、
自分
(
じぶん
)
にもこんなやさしいおじいさんがあったらば、と
思
(
おも
)
われるのでした。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
薬売
(
くすりう
)
りかなぞのように、
箱
(
はこ
)
をふろしきで
包
(
つつ
)
んで
負
(
お
)
った
男
(
おとこ
)
が、
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて
過
(
す
)
ぎていってからは、だれも
通
(
とお
)
りませんでした。
赤い船のお客
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
といって、
薬売
(
くすりう
)
りの
少年
(
しょうねん
)
は、
頼
(
たの
)
みました。
少年
(
しょうねん
)
は、おかみさんが、どういうだろうかと
心配
(
しんぱい
)
しながら
返答
(
へんとう
)
を
待
(
ま
)
ちました。
薬売りの少年
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
少年
(
しょうねん
)
は、おじいさんのしたように、
薬売
(
くすりう
)
りになったり、
筆
(
ふで
)
や、
墨
(
すみ
)
を
売
(
う
)
る
行商人
(
ぎょうしょうにん
)
になったりして、
旅
(
たび
)
をつづけました。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
すると、ちょうど
町
(
まち
)
に
入
(
はい
)
ってきた
薬売
(
くすりう
)
りがありました。
金持
(
かねも
)
ちは、
薬
(
くすり
)
がきいても、きかなくても、
薬売
(
くすりう
)
りが
入
(
はい
)
ってくれば、かならず
買
(
か
)
ったのであります。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
もう
火
(
ひ
)
ばちに
火
(
ひ
)
のほしい、ある
日
(
ひ
)
のことでした。
武男
(
たけお
)
が、おじいさんのところへいくと
秋
(
あき
)
の
薬売
(
くすりう
)
りが、
額
(
がく
)
の
字
(
じ
)
を
見
(
み
)
ながら、おじいさんと
話
(
はなし
)
をしていました。
山に雪光る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
薬
(
くすり
)
は、たいへんに
病気
(
びょうき
)
によくきいたのであります。
薬売
(
くすりう
)
りは、あちらへ
呼
(
よ
)
ばれ、こちらへ
呼
(
よ
)
ばれしました。
おばあさんと黒ねこ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
薬売
(
くすりう
)
りも
八百屋
(
やおや
)
の
小僧
(
こぞう
)
もいなくなってから、
女
(
おんな
)
は、ほんとうに
不思議
(
ふしぎ
)
なことがあるものだと
考
(
かんが
)
えました。
初夏の不思議
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、そのとき、
旅
(
たび
)
の
薬売
(
くすりう
)
りが
村
(
むら
)
へはいってきたので、
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
は、その
薬売
(
くすりう
)
りから
薬
(
くすり
)
を
買
(
か
)
いました。
おばあさんと黒ねこ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
たちは、
集
(
あつ
)
まって
相談
(
そうだん
)
をしました。そして、二
枚
(
まい
)
の
小判
(
こばん
)
を
薬売
(
くすりう
)
りにやりました。
薬売
(
くすりう
)
りは
疫病
(
えきびょう
)
にきく
薬
(
くすり
)
の
製造法
(
せいぞうほう
)
と、
下熱剤
(
げねつざい
)
の
造
(
つく
)
り
方
(
かた
)
を
村
(
むら
)
の
人
(
ひと
)
に
伝授
(
でんじゅ
)
しました。
おばあさんと黒ねこ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あの
薬売
(
くすりう
)
りは、いつもくる
薬売
(
くすりう
)
りと
顔
(
かお
)
がちがっていたようだ。
今日
(
きょう
)
の
薬売
(
くすりう
)
りは、
神
(
かみ
)
さまか
仏
(
ほとけ
)
さまにちがいない。それでなくて、どうして、あのすいかの
傷
(
きず
)
がなおったろう。
初夏の不思議
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
親父
(
おやじ
)
は、
薬売
(
くすりう
)
りは、
人
(
ひと
)
の
命
(
いのち
)
にかかる
商売
(
しょうばい
)
だから、めったなものを
持
(
も
)
ち
歩
(
ある
)
くことはできない。
手風琴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
薬売
(
くすりう
)
りのおじいさんが、また、あすこで
鳴
(
な
)
らしているよ。」と、
一人
(
ひとり
)
の
子供
(
こども
)
がいうと
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうど、このとき、あちらから、かすんだ
往来
(
おうらい
)
をまだ
若
(
わか
)
い
薬売
(
くすりう
)
りがやってきました。
初夏の不思議
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
金持
(
かねも
)
ちは、いろいろその
町
(
まち
)
のことを
薬売
(
くすりう
)
りから
聞
(
き
)
いて
深
(
ふか
)
い
思
(
おも
)
いに
沈
(
しず
)
んでいました。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「そういうところは、
私
(
わたし
)
は、
幾
(
いく
)
か
所
(
しょ
)
も
見
(
み
)
ました。みかんの
園
(
その
)
が
山
(
やま
)
にあって、その
下
(
した
)
に
海
(
うみ
)
があって、
町
(
まち
)
のあるところで
温泉
(
おんせん
)
の
出
(
で
)
るところは、
幾
(
いく
)
か
所
(
しょ
)
も
見
(
み
)
ました。」と、
薬売
(
くすりう
)
りはいいました。
金の魚
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
村
(
むら
)
へ、二、三
度
(
ど
)
きたことがあります。
田舎
(
いなか
)
をまわって
歩
(
ある
)
く
薬売
(
くすりう
)
りですよ。」
手風琴
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
東
(
ひがし
)
の
国
(
くに
)
から
薬売
(
くすりう
)
りが、「これは
支那
(
しな
)
の
昆崙山
(
こんろんざん
)
にあった、
不老不死
(
ふろうふし
)
の
薬
(
くすり
)
でございます。」といって、
献上
(
けんじょう
)
したので、
王
(
おう
)
さまはいままで、
年
(
とし
)
をとり
死
(
し
)
をおそれていられたのに、
幸
(
さいわ
)
い
不思議
(
ふしぎ
)
な
妙薬
(
みょうやく
)
を
得
(
え
)
て
北海の白鳥
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
薬売
(
くすりう
)
りや、そのほかの
行商人
(
ぎょうしょうにん
)
が、たまたまこの
村
(
むら
)
にやってきますと
愛は不思議なもの
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
年
(
とし
)
ちゃんにだけ、
薬売
(
くすりう
)
りのおじさんのやさしいのがわかったのです。
小さな年ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、
薬売
(
くすりう
)
りは、
袋
(
ふくろ
)
にはいったのを、おじいさんの
前
(
まえ
)
へおきました。
山に雪光る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“薬売”で始まる語句
薬売人