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他国
ふりがな文庫
“他国”のいろいろな読み方と例文
旧字:
他國
読み方
割合
たこく
73.5%
よそ
11.8%
たび
2.9%
かのくに
2.9%
くに
2.9%
タビ
2.9%
ヒトクニ
2.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たこく
(逆引き)
すみなれた
林
(
はやし
)
や、
山
(
やま
)
や、
河
(
かわ
)
や、
野原
(
のはら
)
を
見捨
(
みす
)
て、
知
(
し
)
らぬ
他国
(
たこく
)
へ
出
(
で
)
ることは、これらの
小鳥
(
ことり
)
にとっても、
冒険
(
ぼうけん
)
にちがいなかったからです。
ふるさと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
他国(たこく)の例文をもっと
(25作品)
見る
よそ
(逆引き)
他国
(
よそ
)
へ出る時はお隣りへ預けて参りますが、それでも感心に手習や学問に精を出してくれますから。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
他国(よそ)の例文をもっと
(4作品)
見る
たび
(逆引き)
「
他国
(
たび
)
の
人間
(
もん
)
と思って軽蔑するか。一人と思うて侮るか。サア鰤をば返せ。返されんチ云うなら二人とも警察まで来い。サア来い」
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
他国(たび)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
かのくに
(逆引き)
されば
他国
(
かのくに
)
の
聖
(
ひじり
)
の教も、ここの
国土
(
くにつち
)
にふさはしからぬことすくなからず。
且
(
かつ
)
八三
詩
(
し
)
にもいはざるや。
八四
兄弟
牆
(
うち
)
に
鬩
(
せめ
)
ぐとも
外
(
よそ
)
の
侮
(
あなどり
)
を
禦
(
ふせ
)
げよと。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
他国(かのくに)の例文をもっと
(1作品)
見る
くに
(逆引き)
藪原長者の
抱妓
(
かかえこ
)
の中に
鳰鳥
(
におどり
)
という女が現われてからは、その顔だけでも拝もうとして、近在の者はいうまでもなく遠い
他国
(
くに
)
からも
色餓鬼
(
いろがき
)
どもが、
我
(
われ
)
も我もと押し出して来て、夜も昼も大変な
雑沓
(
ざっとう
)
じゃ
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
他国(くに)の例文をもっと
(1作品)
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タビ
(逆引き)
他国
(
タビ
)
から来た人と見て、慇懃に、さつきから色々な話を持ちかけて来る六十恰好の夏外套着た紳士は、白い髭を片手間にしごいてゐる。此金白礁といふ岩は、壱州の廻りに幾つもある。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
他国(タビ)の例文をもっと
(1作品)
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ヒトクニ
(逆引き)
みち・ひな(山本信哉氏などは、あがたをも、同類に考へてゐる)と言ふ
語
(
ことば
)
は、元はよそ国・
他国
(
ヒトクニ
)
位の積りが、遠隔の地方を
斥
(
さ
)
す様になつたとも考へられる。
万葉びとの生活
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
他国(ヒトクニ)の例文をもっと
(1作品)
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他
常用漢字
小3
部首:⼈
5画
国
常用漢字
小2
部首:⼞
8画
“他国”で始まる語句
他国者
他国侵逼難
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直木三十五
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中里介山
国枝史郎
吉川英治
折口信夫
夢野久作
泉鏡花