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色餓鬼
ふりがな文庫
“色餓鬼”の読み方と例文
読み方
割合
いろがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろがき
(逆引き)
(自分の
屍
(
かばね
)
は、都の西郊に捨てて、世の
色餓鬼
(
いろがき
)
たちの見せ物に与えてください。
腐爛
(
ふらん
)
したわたくしの
亡
(
な
)
きがらを見た人は、おそらく何か考えることがありましょう)
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その上彦太郎とお袖は
幼馴染
(
をさななじみ
)
で、今でも清らかな逢引を續けてゐると知つて、
腐肉
(
ふにく
)
のやうな
色餓鬼
(
いろがき
)
の市十郎は、彦太郎の清純さが憎くてたまらず、無智の狂信者を
騙
(
だま
)
してゐる
銭形平次捕物控:290 影法師
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
藪原長者の
抱妓
(
かかえこ
)
の中に
鳰鳥
(
におどり
)
という女が現われてからは、その顔だけでも拝もうとして、近在の者はいうまでもなく遠い
他国
(
くに
)
からも
色餓鬼
(
いろがき
)
どもが、
我
(
われ
)
も我もと押し出して来て、夜も昼も大変な
雑沓
(
ざっとう
)
じゃ
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
色餓鬼(いろがき)の例文をもっと
(3作品)
見る
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
餓
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
“色”で始まる語句
色
色彩
色々
色沢
色合
色紙
色艶
色褪
色気
色香
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国枝史郎
吉川英治
野村胡堂