“大施餓鬼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおせがき33.3%
おほせがき33.3%
だいせがき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云うので、本山寺という寺へまいりまして、和尚さまに掛合いますと、方丈も大きに感心して、そんならばと、是れから大施餓鬼おおせがきを挙げました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
頼み其のち先祖せんぞ菩提ぼだいの爲とて旦那寺だんなでらに於て大施餓鬼おほせがきを取行ひ杉戸屋富右衞門世話人がしらなり修行しゆぎやう致しけりさて富右衞門は隱居いんきよなし家督かとく親類しんるゐより相應さうおうなる者を呼入て杉戸屋の家名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
すなはち翌延宝六年戊午つちのえうま二月二十一日の吉辰きっしんぼくして往生講式七門の説法を講じ、浄土三部経を読誦どくじゅして七日に亘る大供養大施餓鬼だいせがき執行しゅぎょうす。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)