“旦那寺”の読み方と例文
読み方割合
だんなでら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与右衛門はそうして累を殺し、あやまって河に落ちて死んだと云って、その死骸を背負うて家に帰り、隣の人の手を借りて旦那寺法蔵寺の墓地に埋葬した。
累物語 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
五月下旬の或る曇日の午後、山城屋の旦那寺の泰松寺でお辻の葬儀が営まれた。宗右衛門は一番々頭の清之助や親類の男達にられながら葬列の中ほどをつて歩いた。
老主の一時期 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
旦那寺の和尚は勿論、又私が漢学塾に修業して、その塾中に諸国諸宗の書生坊主が居て、毎度私処に遊びに来れば、母は悦んで取持馳走でもすると云うような
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)