“旦那殿”の読み方と例文
読み方割合
だんなどの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面白うもない歌留多(かるた)をうつてゐて夜(よ)を更(ふ)かし、今からは往(い)なれまい、旦那殿(だんなどの)も大津祭(おほつまつり)に行(ゆ)かれて留守(るす)ぢやほどに、泊つてなりと行きやと、兄弟の忝(かたじ)けなさは何(なん)の遠慮もなく一所に寝るを
案頭の書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
云へ御殿場迄(ごてんばまで)の旦那殿(だんなどの)と讓合(ゆづりあ)う中何時か我家の表(おもて)へ來りしが日は西山へ入て薄暗(うすくら)ければ外より是お里遠州(ゑんしう)の兄が來たと云にお里は應(あい)と云出る此家の構(かま)へ昔は然るべき百姓とも云るれど今は壁(かべ)落(おち)骨(ほね)顯(あらは)れ茅(かや)の軒端(のきば)の傾(かたむ)きて柱(はしら)に緘(から)む蔦葛(つたかづら)糸瓜(へちま)の花の亂(みだ)れ咲(ざ)き住荒(すみあら)したる賤(しづ)が家に娘のお里は十七歳縹致(きりやう)は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)