“読誦”のいろいろな読み方と例文
旧字:讀誦
読み方(ふりがな)割合
どくじゅ64.0%
どくじゆ16.0%
どくしょう12.0%
ずしょう4.0%
とくしょう4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“読誦”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 仏教 > 仏教教理・仏教哲学100.0%
哲学 > 仏教 > 経典100.0%
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史20.0%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
……けれどまた、そうした毎日にも、普門品ふもんぼん読誦どくじゅは欠かし給わず、日に百遍の念仏は怠らず
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「して、これまでに経文きょうもんなど読誦どくじゅせられたこともござるかな」と、阿闍梨はまた訊いた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
折から夜のふけたのも知らず、油火あぶらびのかすかな光の下で、御経おんきやう読誦どくじゆし奉つて居つたが、たちまちえならぬ香風が吹き渡つて
きりしとほろ上人伝 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
が、経文を読誦どくじゆする代りに、姫君へかう言葉をかけた。
六の宮の姫君 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
唯、この時代によく読誦どくしょうせられ、写経せられた簡易な経文であったと言うのと、一つは有名な遺物があるからである。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
主人は少からざる尊敬をもって反覆読誦どくしょうした書翰しょかんの差出人が金箔きんぱくつきの狂人であると知ってから、最前の熱心と苦心が何だか無駄骨のような気がして腹立たしくもあり
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
脊山の家にはがおろされてあったが、腰元のひとりが小石に封じ文をむすび付けて打ち込んだ水の音におどろかされて、簾がしずかに巻きあげられると、そこにはむらさきの小袖に茶苧ちゃうの袴をつけた美少年が殊勝げに経巻を読誦ずしょうしている。
島原の夢 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
其には、難波にあるそつの殿の立願りゅうがんによって、仏前に読誦とくしょうした経文の名目が、書きつらねてあった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)