“どくしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
読誦60.0%
独唱40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねずみのはうようなきたない家なのよ、真っ暗な小さな家よ、それは高い上階うえでね。その家の中で、歌ったり読誦どくしょうしたりするんだが、何だかわかりゃしない、ただ下からその声が聞こえるだけよ。
女先生が休みだしてから、はじめのうちは、ならった歌を合唱させたり、じょうずらしい子どもに独唱どくしょうさせたりした。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
ポントスはジュリアの独唱どくしょうを聞かせられながら、頸部けいぶから彼女に血を吸われたんです。
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)