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頸部
ふりがな文庫
“頸部”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
けいぶ
71.4%
くび
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けいぶ
(逆引き)
それは、春江の場合には
頸部
(
けいぶ
)
に、小さい万創膏が貼りつけられてあったのを覚えている係官が居たことから判って来たのである。
電気看板の神経
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
伊曾の手で鋭いメスの一撃が劉子の
頸部
(
けいぶ
)
に加へられた。劉子の端麗な
容貌
(
ようぼう
)
が音もなく彼の腕の中で失心して行つた。
次
(
つ
)
いで伊曾は自らの頸部を切り裂いた。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
頸部(けいぶ)の例文をもっと
(10作品)
見る
くび
(逆引き)
あの襟化粧をした
頸部
(
くび
)
の
周囲
(
まわり
)
に、生々しい斑点となって群がり残っている絞殺の痕跡……紫や赤のダンダラを畳んでいる
索溝
(
ストラングマルク
)
を……。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
それがお前、お美野さんの
頸部
(
くび
)
を見りゃあ案の定、ありゃ細引きで縊れたもんじゃあねえ。もっと幅のある、こうっと、手拭いででも絞めたもんだ。手口は一眼でわからあな。
釘抜藤吉捕物覚書:13 宙に浮く屍骸
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
頸部(くび)の例文をもっと
(4作品)
見る
“頸部”の意味
《名詞》
頸部(けいぶ)
頭と胴体とを繋ぐ部分。首。
(出典:Wiktionary)
“頸部(
首
)”の解説
くび(首、頸, neck)とは頸部(けいぶ)、すなわち、人体において頭(頭部)と胴体をつなぐ部位である。
日本語ではまた、頭部そのものを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“頸部”の関連語
頸
頚
頚部
“頸”で始まる語句
頸
頸筋
頸飾
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