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頸垂
ふりがな文庫
“頸垂”の読み方と例文
読み方
割合
うなだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うなだ
(逆引き)
ひとしく王子の無事を喜び
矢継早
(
やつぎばや
)
に、
此
(
こ
)
の度の冒険に
就
(
つ
)
いて質問を集中し、王子の背後に
頸垂
(
うなだ
)
れて立っている異様に美しい娘こそ四年前
ろまん灯籠
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
その後から、凄まじい騎馬が砂煙を立って城下へ七、八騎飛んだかと思うと、一隊の武士が悄然と
頸垂
(
うなだ
)
れ勝ちに跫音も湿って帰って来た。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それを背景にして玄関には、父を失い
手頼
(
たよ
)
りのない、美しい民弥が
頸垂
(
うなだ
)
れている。その前に右近丸が立っている。若くて凜々しい右近丸が。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
頸垂(うなだ)の例文をもっと
(14作品)
見る
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
“頸”で始まる語句
頸
頸筋
頸飾
頸脚
頸動脈
頸城
頸部
頸輪
頸窩
頸首
“頸垂”のふりがなが多い著者
森田草平
窪田空穂
蘭郁二郎
蒲原有明
国枝史郎
徳田秋声
木暮理太郎
吉川英治
太宰治
夢野久作