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頸部
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くび
ふりがな文庫
“
頸部
(
くび
)” の例文
あの襟化粧をした
頸部
(
くび
)
の
周囲
(
まわり
)
に、生々しい斑点となって群がり残っている絞殺の痕跡……紫や赤のダンダラを畳んでいる
索溝
(
ストラングマルク
)
を……。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
それがお前、お美野さんの
頸部
(
くび
)
を見りゃあ案の定、ありゃ細引きで縊れたもんじゃあねえ。もっと幅のある、こうっと、手拭いででも絞めたもんだ。手口は一眼でわからあな。
釘抜藤吉捕物覚書:13 宙に浮く屍骸
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
先生夢中で
頸部
(
くび
)
を締めつけたもんだから、
安
(
あん
)
のやつ苦しがって悲鳴をあげたんです。
踊る地平線:01 踊る地平線
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
露
(
あら
)
わに細長く折れ曲っている間へ、長い
頸部
(
くび
)
と、細長い胴体とがグズグズと縮み込んで行くのがよく見えた。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
頸部
(
くび
)
に一条綱のあとがあって、鉛色に皺が寄っていた。
釘抜藤吉捕物覚書:11 影人形
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
あの棺箱に納められる以前から、死んではいなかったに違いないという事が考えられるのであります。
頸部
(
くび
)
の
周囲
(
まわり
)
には歴然たる
索溝
(
ストラングマルク
)
——絞殺の痕跡を止めたまま……。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“頸部”の意味
《名詞》
頸部(けいぶ)
頭と胴体とを繋ぐ部分。首。
(出典:Wiktionary)
“頸部(
首
)”の解説
くび(首、頸, neck)とは頸部(けいぶ)、すなわち、人体において頭(頭部)と胴体をつなぐ部位である。
日本語ではまた、頭部そのものを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
頸
漢検準1級
部首:⾴
16画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“頸”で始まる語句
頸
頸筋
頸飾
頸脚
頸動脈
頸城
頸輪
頸窩
頸垂
頸首