“どくじゅ”の漢字の書き方と例文
語句割合
読誦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなはち翌延宝六年戊午つちのえうま二月二十一日の吉辰きっしんぼくして往生講式七門の説法を講じ、浄土三部経を読誦どくじゅして七日に亘る大供養大施餓鬼だいせがき執行しゅぎょうす。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……けれどまた、そうした毎日にも、普門品ふもんぼん読誦どくじゅは欠かし給わず、日に百遍の念仏は怠らず、月々三島明神の参拝もお忘れなどあられたためしはない
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これを読誦どくじゅし、書き写し、または表題の題名を唱えるだけで現実生活上にさえ功徳くどくがあるものだと信じられて来た。
宝永噴火 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)