“他国(くに)” の例文
旧字:他國
藪原長者の抱妓(かかえこ)の中に鳰鳥(におどり)という女が現われてからは、その顔だけでも拝もうとして、近在の者はいうまでもなく遠い他国(くに)からも色餓鬼(いろがき)どもが、我(われ)も我もと押し出して来て、夜も昼も大変な雑沓(ざっとう)じゃ
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)