海のかなたうみのかなた
海に近く、昔の城跡がありました。 波の音は、無心に、終日岸の岩角にぶつかって、砕けて、しぶきをあげていました。 昔は、このあたりは、繁華な町があって、いろいろの店や、りっぱな建物がありましたのですけれど、いまは、荒れて、さびしい漁村になって …
作品に特徴的な語句
かたえ 雨催あめもよお 礎石だいいし うえ おそ がた 故郷こきょう たず ぜん 姉妹しまい うしな 一軒いっけん あたま ひび おと しず もん けん おぼ 終日しゅうじつ さか のぞ 日盛ひざか ほう のち 往来おうらい かれ ねん 希望きぼう いえ うば そと 主人しゅじん 上陸じょうりく ひか 初夏しょか 他人たにん かたむ からだ なか つく 両親りょうしん いろ ふね 自然しぜん 自分じぶん こし うで 脊中せなか むね みみ かんが ひと なわ 繁華はんか 仕事しごと あか いと はこ ふで だい わら 競売きょうばい そら 漁村ぎょそん たま めずら くる 燈火ともしび 熱心ねっしん 無心むしん 海岸かいがん