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雨催
ふりがな文庫
“雨催”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あめもよい
30.8%
あまもよ
23.1%
あまもよい
15.4%
あめもよ
15.4%
あめもよお
7.7%
あめもよひ
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あめもよい
(逆引き)
この句は
雨催
(
あめもよい
)
の畠の中にある梅の花で、あるいはやや盛を過ぎているのかも知れない。花の色が汚れて見えるというのである。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
雨催(あめもよい)の例文をもっと
(4作品)
見る
あまもよ
(逆引き)
暗い雲の
垂
(
た
)
れ下った
雨催
(
あまもよ
)
いの
宵
(
よい
)
であった。片側町の寂しい広場を歩いていると、
歩行
(
あるき
)
べたのお銀は、
蹌
(
よろ
)
けそうになっては、わざとらしい声を立てて笹村の手に
掴
(
つか
)
まった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
雨催(あまもよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
あまもよい
(逆引き)
雨催
(
あまもよい
)
の空濁江に映りて、堤下の杭に
漣漪
(
れんい
)
寄するも、
蘆荻
(
ろてき
)
の声静かなりし昔の様尋ぬるに由なく、
渡番小屋
(
わたしばんごや
)
にペンキ塗の広告看板かゝりては
簑
(
みの
)
打ち払う風流も似合うべくもあらず。
半日ある記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
雨催(あまもよい)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
あめもよ
(逆引き)
至急という事なので、朝の旅客機で旭川まで飛び、そこから青沼線の軽便鉄道に
乗込
(
のりこ
)
んだのが、七月はじめの
雨催
(
あめもよ
)
いの午後一時であった。
殺生谷の鬼火
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
雨催(あめもよ)の例文をもっと
(2作品)
見る
あめもよお
(逆引き)
春
(
はる
)
の
日
(
ひ
)
の
雨催
(
あめもよお
)
しのする
暖
(
あたた
)
かな
晩方
(
ばんがた
)
でありました。
少年
(
しょうねん
)
は、
疲
(
つか
)
れた
足
(
あし
)
を
引
(
ひ
)
きずりながら、ある
古
(
ふる
)
びた
町
(
まち
)
の
中
(
なか
)
にはいってきました。
海のかなた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
雨催(あめもよお)の例文をもっと
(1作品)
見る
あめもよひ
(逆引き)
其夜
(
そのよ
)
は
雨催
(
あめもよひ
)
の
空
(
そら
)
が、
地面
(
ぢめん
)
と
同
(
おな
)
じ様な
色
(
いろ
)
に見えた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
雨催(あめもよひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
催
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨漏
雨傘
雨乞
雨気
雨脚
“雨催”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
徳田秋声
夏目漱石
泉鏡花
山本周五郎
岡本綺堂
田中貢太郎
寺田寅彦
小川未明