トップ
>
漣漪
ふりがな文庫
“漣漪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さざなみ
66.7%
れんい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さざなみ
(逆引き)
少女の面を絶えず
漣漪
(
さざなみ
)
のように起こっては消える微笑を眺めながら堯はそう思った。彼女が鼻をかむようにして拭きとっているのは何か。
冬の日
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
鳥島と裏浜とはあひ
距
(
さ
)
ること僅に数町にすぎず、そのあひだ
漣漪
(
さざなみ
)
つねに穏かなり、かつ遠浅なれば最も海水浴に適す。
松浦あがた
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
漣漪(さざなみ)の例文をもっと
(6作品)
見る
れんい
(逆引き)
から/\と引き出せば後にまた御機嫌ようの声々あまり悪からぬものなり。見返る門柳監獄の壁にかくれて流れる水に
漣漪
(
れんい
)
動く。
東上記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
模様があまり細か過ぎるので
一寸
(
ちょっと
)
見ると只不規則の
漣漪
(
れんい
)
が、
肌
(
はだ
)
に答えぬ程の微風に、数え難き
皺
(
しわ
)
を寄する如くである。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
漣漪(れんい)の例文をもっと
(3作品)
見る
“漣漪”の意味
《名詞》
漣漪 (れんい)
さざなみ
(出典:Wiktionary)
漣
漢検準1級
部首:⽔
14画
漪
部首:⽔
14画
“漣”で始まる語句
漣
漣波
漣山人
漣々
漣立
漣子
漣雲
漣太夫
“漣漪”のふりがなが多い著者
蒲原有明
夏目漱石
梶井基次郎
中里介山
寺田寅彦
芥川竜之介