“乗込”のいろいろな読み方と例文
旧字:乘込
読み方割合
のりこ64.3%
のりこみ28.6%
のっこ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
至急という事なので、朝の旅客機で旭川まで飛び、そこから青沼線の軽便鉄道に乗込のりこんだのが、七月はじめの雨催あめもよいの午後一時であった。
殺生谷の鬼火 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
繁華の橋上きょうじょう乗込のりこみの役者を迎ふる雑沓の光景(第二図)より、やがて「吹屋町ふきやまちすぐれば薫風くんぷうたもとを引くに似た」る佐野川市松さのがわいちまつ油店あぶらみせ
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
山「左様そうかい、まア二人の者が己を助けようとそれ程に思って此の山へ乗込のっこんで、まア小兼、手前は昨夜ゆうべから縛られたか」