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吹屋町
ふりがな文庫
“吹屋町”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふきやちょう
66.7%
ふきやまち
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふきやちょう
(逆引き)
金座の御金改役後藤庄三郎の片腕と言われた利け者で、元は
吹屋町
(
ふきやちょう
)
の
手前吹
(
てまえぶき
)
をしておりましたが、後、後藤庄三郎の配下になって、その
辣腕
(
らつわん
)
を勘定奉行に認められていたのです。
銭形平次捕物控:043 和蘭カルタ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
勘定奉行の役目で、金座へ出張して調べることは何んでも無いが、
吹屋町
(
ふきやちょう
)
の後藤三右衛門の私宅——黄金が
唸
(
うな
)
って居るという奥倉は、役目を笠に
被
(
き
)
ても調べようが無かったです。
黄金を浴びる女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
吹屋町(ふきやちょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
ふきやまち
(逆引き)
繁華の
橋上
(
きょうじょう
)
に
乗込
(
のりこみ
)
の役者を迎ふる雑沓の光景(第二図)より、やがて「
吹屋町
(
ふきやまち
)
を
過
(
すぐ
)
れば
薫風
(
くんぷう
)
袂
(
たもと
)
を引くに似た」る
佐野川市松
(
さのがわいちまつ
)
が
油店
(
あぶらみせ
)
。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
吹屋町(ふきやまち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“吹屋町(
吹屋
)”の解説
吹屋(ふきや)は、岡山県高梁市成羽町にある地区である。金属を精錬・鋳造する職業や職人、およびその細工場を吹屋と呼ばれていた。
石州瓦とベンガラ漆喰壁の赤い町並みで知られ、歴史的町並みの残る6.4ヘクタールの範囲が重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。
本項ではかつて同地域に所在した川上郡吹屋町(ふきやちょう)と、同町の町制前の名称である吹屋村(ふきやむら)についても述べる。
(出典:Wikipedia)
吹
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“吹屋”で始まる語句
吹屋
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吹屋
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永井荷風
野村胡堂