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辣腕
ふりがな文庫
“辣腕”の読み方と例文
読み方
割合
らつわん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らつわん
(逆引き)
分けや丸、半玉と十余人の抱えの
稼
(
かせ
)
ぎからあがる一万もの月々の収入も身につかず、
辣腕
(
らつわん
)
を
揮
(
ふる
)
いつくした果てに、負債で首がまわらず
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
だがさすが大藩だけに、宇喜多家との交渉は黒田官兵衛の
辣腕
(
らつわん
)
をもって必死に働きかけても、まだ容易に、成功を見るには至らなかった。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そんな
辣腕
(
らつわん
)
と
質
(
たち
)
は
違
(
ちが
)
つても、
都合上
(
つがふじやう
)
、
勝手
(
かつて
)
よろしき
處
(
ところ
)
で
俥
(
くるま
)
を
替
(
か
)
へるのが
道中
(
だうちう
)
の
習慣
(
ならはし
)
で、
出發點
(
しゆつぱつてん
)
で、
通
(
とほ
)
し、と
極
(
き
)
めても、そんな
約束
(
やくそく
)
は
通
(
とほ
)
さない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
辣腕(らつわん)の例文をもっと
(28作品)
見る
“辣腕”の意味
《名詞》
辣腕(らつわん)
物事を素早く、また的確にこなす能力があること。凄腕。
(出典:Wiktionary)
辣
常用漢字
中学
部首:⾟
14画
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
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