“雨滴”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あまだれ65.0%
うてき12.5%
あまだ10.0%
あまじた5.0%
レインドロップス5.0%
しずく2.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“雨滴”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 音楽 > 音楽史 各国の音楽20.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
昨日きのう降った雪がまだ残っていて高低定まらぬ茅屋根わらやねの南の軒先からは雨滴あまだれが風に吹かれて舞うて落ちている。
忘れえぬ人々 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
机竜之助は、軒をめぐる雨滴あまだれの音を枕に聞いて、寂しいうちにうっとりとしていますと、頭上遥かに人のさわぐ声が起りました。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
飆々へうへうとして流れくる雲霧は小粒こつぶ雨滴うてきとなつて車窓の玻璃はりらすやうになつた。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
あけ放してある縁から雨滴うてきおどりこんで来て、畳を濡らし、長して山城守の膝をおそいそうにするので、かれはあわて出したのだ。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
新式に硝子がらす戸の店を造った唐物屋とうぶつやの前には、自転車が一個、なかばは軒の雨滴あまだれにぬれながら置かれてある。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
雨の日には、こずえから雨滴あまだれがボタボタ落ちて、苔蘚こけの生えた坊主の頭顱あたまのような墓石はかは泣くように見られた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
たけ葉山はやま雨滴あまじたりはらめくみちに、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
雨滴あまじたり、けはひしづかにしたたりつ、
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
彼女は、演奏が初まると、ぐ独語のように、「雨滴レインドロップスのプレリュウドですわね。」と、軽く小声でった。
真珠夫人 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
彼女は、演奏が初まると、直ぐ独語のやうに、「雨滴レインドロップスのプレリュウドですわね。」と、軽く小声で云つた。
真珠夫人 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
半ば眠れる馬のたてがみよりは雨滴しずく重くしたたり、その背よりは湯気ゆげ立ちのぼり、家鶏にわとりは荷車の陰に隠れて羽翼はね振るうさまの鬱陶うっとうしげなる
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)